木のこと 一度触れればわかる、質の違いとあふれる香り

職人が使いたくなる本当にいい木って?

一度触れればわかる、質の違いとあふれる香り。

天竜T.S.匠の会で使用されている木は、先人の知恵が詰まった、昔ながらの製法で作られています。便利な機械も道具もない時代。昔の人は、どうやったら木が末永く最高の状態を保てるのかを知っていました。伐採した木に敬意を払い、丁寧に「月齢伐採・葉枯らし・天然乾燥」を施した木は、腐り・カビ・狂いに強く、色つやと香りの良い丈夫で良質な木材となります。
しかし、そんな木にとっては重要な工程も、いまでは人間の手間や納期のために省略されているのが現状です。
私たちは木の事を知り尽くしているからこそ、自信を持って、職人が使いたくなる“本当の木”を皆様にお届けします。

木を扱う匠たちの生の声。

★国宝建築の棟梁

人間が便利さで選んだ手段はすぐには信用できない。信用には時間と手間をかけた経過がひつようである。古来から研鑽(けんさん)と経験を積んだノウハウには科学を超えた力が内在している。人間の知恵は大海の一葉にすぎない。自然の摂理に従った建築を行い、次の世代に伝えていくことが、次世代へ地球の財産である森林を残していく事に繋がる。

★楽器職人

笙(しょう)や篳篥(ひちりき)の竹の乾燥時間は100年単位である。木を使ったバイオリンも10年から30年乾燥させている。人工乾燥は便利かもしれないが、木の一番良い養分まで壊してしまうから、永く持たないし鳴りが悪く楽器にならない。

★組子工芸家 塩澤氏

天竜の月齢伐採した天然乾燥材の良さは、一言でいえば粘り気が保たれている点です。組子細工のような繊細な工芸は、それが際立ってわかります。人工乾燥は水分と一緒に木の良さである油分まで抜いてしまうので、永く持つことができないんです。

文献がひも解く木の歴史

★愚子見記(ぐしけんき)

現在知られる最古(500年前)の建築書です。江戸時代前期の
法隆寺の工匠・平政隆が記したもの。中には「竹ハ八月ノ闇ニ
切テ良シ」とあります。
(500年前は旧暦ですので、新暦では9月ごろ)

森の哲学

“木”が“気”をつくる

日本の木の文化は、古来からの歴史と教えが息づいています。
人が時間の多くを過ごす住居には、しっかり呼吸する、心身に良い木材が必要です。伐採から乾燥まで手間をかけた木は、木材になっても室内に良い“気”を放ちます。
良い空気を身体に吸収することは、食べることや水をのむことと同じように大切で、体と精神を健康にします。

森と木と生態系

森は光合成で太陽エネルギーを吸収し、酸素をつくり、落ち葉で土を豊かにし、水をろ過して、私たちの生きる源を創りだします。人間は、生態系の4元素の恩恵を受けなければ生命・生活を維持できません。
木に感謝し、木材を永く使うためには、「太陽・水・土・大気」という地球環境の4元素に基づいた、木の性質を損なわない「手間」をかけた天然乾燥を行う必要があります。
そしてこの「手間」が、地球の生態系への感謝の心と森の哲学を育み、次世代に良いものを残すことにつながると、私たちは信じています。

木が心とからだに与える効果

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